時間で見る禁煙の効果をご紹介

禁煙をしたいが切っ掛けが掴めないという方にとっては、禁煙の効果を具体的に知る事が良い切っ掛けの1つになります。
たばこを長年吸っているからといって禁煙効果が無い訳ではなく、様々な面でメリットがあるからです。

例えば、これから吸うたばこを最後の1本にすると、早ければ次の食事が美味しく感じられます。
たばこをやめる事は味覚を鋭くする効果があるとされており、普段と同じような食事なのに美味しいと感じやすくなるからです。
また、自分の体だけでなく自分が暮らしている環境の改善も起き始めます。
家具や衣類にたばこの匂いが付くことがなく、匂いが抜けていけば帰宅した時に空気が汚れているという事も起きにくいからです。

体に対する禁煙の代表的な効果として、長期的な成果である肺機能の改善や、血管が厚くなって血流が滞るリスクを低下させるといった物があります。
例えば、1か月程度であれば呼吸器の調子が良くなっていくとされています。
せきやたんが改善され、禁煙1年を過ぎた頃からは肺機能が良くなっていると判断されるようになるのが禁煙です。

更に長く禁煙を続ける事で肺機能のみならず様々な病気のリスクを低下させやすくなるとされています。
2年以上続けていくと心臓に関する病気のリスクが低下していき、10年以上でがんのリスクも大幅に低下するとされます。
この他にも、たばこが原因で上昇している血圧を和らげ血圧正常に改善していくというメリットもあるのが禁煙という取り組みです。

ただし、たばこの成分として有名なニコチンは禁煙の大敵になります。
たばこを吸わない事で落ち着かない気分になるのはデメリットに感じられるかもしれませんが、実際はニコチンが摂取できないので落ち着きが得られないだけです。
それでも、時間をかけてガムやパッチを利用して改善を試みる方法があります。
お金のかかるたばこ無しでも落ち着けるように改善できる事は、禁煙で得られ優れた恩恵の1つです。

禁煙すると肺機能が改善される

また、禁煙をすることで得られるもうひとつの恩恵としては、体の機能の中で特に肺機能が改善される事です。
たばこを吸う際、煙を吸い込みそれを肺に一旦入れてその後残りの煙を吐き出しています。
一旦肺に入れた際にたばこに含まれるニコチンとは別の旨味の要素であるタールが肺に付着します。
すると肺は徐々にタールで汚れていき、肺の機能が低下していくのです。
肺の機能が低下すると運動時のちょっとした動きでも息切れを起こすようになったり、息苦しくなったりと良いことは全くありません。

しかし、禁煙をすることで、その肺の機能は徐々に回復して行きます。
染み付いたタールが綺麗になるまでには時間はかかりますが、最後の1本を吸ってから、3時間ほど時間が経過すれば肺を含めた毛細血管の収縮が無くなるので運動時の息切れがかなり無くなります。
それだけでも禁煙の効果があったと言えるでしょう。

またたばこを吸うと吸い始めた瞬間から毛細血管の収縮が始まるので、血管が細くなりヘモグロビンの働きが悪くなるので心肺機能が低下します。
その結果血圧正常であった状態から、高血圧状態になることで脳梗塞のリスクも高まります。
そうなるまでには長年の喫煙での蓄積が大きいですが、そのような心配も多分にあるということを理解しておく事も必要です。

たばこがやめられない理由として何か物事が片付くと一服してしまうことで、常にニコチンを体に取り入れるサイクルが出来てしまっていることです。
例えばご飯を食べたら一服というような習慣がそれにあたります。
一日3回食べるときに毎回吸う習慣が身に付くと人間なかなかそこから抜けられなくなります。
しかし、一回そのサイクルを我慢すると、短時間でも禁煙することの効果を実感できます。